前回、シャンプーの避けたい成分ラウリル・ラウレス硫酸Naの事を書きましたね。
ついでに、私があくなき探究心を持って、自分にあったシャンプー探しの旅に出ることをチロッと書きました。
今回は、その手始めに購入した購入したシャンプーのサンプル数種のウチから
フィエーリ
の洗浄成分がどんなものか調べたいと思います。
全成分
とりあえず、全成分はコチラ↓です。
水、グリセリン、ココイルグルタミン酸Na、スルホコハク酸ラウレス2Na,ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ラウロイルアスパラギン酸Na、コカミドメチルMEA、ラウラミドプロピルベタイン、DPG、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウリン酸スクロース、カンゾウ根エキス、ユキノシタエキス、ココイルアルギニンエチルPCA、チューベロース多糖体、ポリクオタニウム-10、塩化Na、グリチルリチン酸2K、サクシニルグリチルレチン酸2Na、クエン酸、BG、エタノール、水酸化Na、EDTA-2Na、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、香料
赤色がハッキリと洗浄成分、青色が洗浄効果もあるけど、どちらかというと助剤(泡立ちとか)かな?というモノです。
そして、それらの成分を調べた結果が↓です。(あくまでも、素人考えの、ネット調べです☆)
ココイルグルタミン酸Na・・・アミノ酸系の界面活性剤。洗浄力・泡立ち共に良いのに、刺激は弱めという素晴らしい洗浄成分^^
スルホコハク酸ラウレス2Na・・・あ、ラウレスって入ってるね・・えへ。見逃しました^^確かにこれは高級アルコール由来の界面活性剤です(ラウレス硫酸Naとかと同じ部類)。アミノ酸系より洗浄力・泡立ち共に高いです。ただ、高級アルコール系といっても、刺激が弱めな成分です。
ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース・・・乳化剤として使用される界面活性剤。保湿効果や柔軟効果がある。一般的にはその毒性は低いとされています。
ラウロイルアスパラギン酸Na・・・泡立ちや洗浄力に優れた界面活性剤。安全性は高く、これが入ることによってすすぎも楽になります。
コカミドメチルMEA・・・ヤシ油由来の界面活性剤です。洗浄剤というより、助剤。泡立ちをよくしたりします。安全性はほどほど。
ラウラミドプロピルベタイン・・・ベタイン系と言われる界面活性剤。ヤシ油由来なので、天然由来ということになりますね。天然由来の割には泡立ち・洗浄力が強く、毒性・アレルギーも報告されていません。安全性が高いと言えます。あと、コンディショニング効果が高く、髪の毛を柔らかくしてくれます。
イソステアラミドプロピルベタイン・・・ベタイン系界面活性剤です。洗浄力・泡立ち共に低め。刺激ももちろん低め。ベビーシャンプーにも使われます。
ラウリン酸スクロース・・・安全性の高い発泡性・洗浄力や乳化などを高める界面活性剤。洗浄剤というか、助剤・・かな?たぶん。
そして、赤にも青にもしていない、パッと見、なにか分からない成分も一応調べておきました。
ココイルアルギニンエチルPCA・・・植物由来のアミノ酸系界面活性剤。陽イオン(カチオン)系ということで、抗菌効果、帯電防止効果もある。
ポリクオタニウム-10・・・シリコンに変わる植物由来の皮膜形成剤。コンディショニング目的ですね。
グリチルリチン酸2K・・・抗炎症作用、抗アレルギー作用を持ちます。サイトによっては、「これが入っているせいで小麦アレルギー問題で回収騒ぎになったあの製品をアレルギーになるまで使い続けられてしまった。」とワルモノ扱いをされています。この成分自体には、毒性などはありません。
サクシニルグリチルレチン酸2Na・・・これも、抗炎症作用のある成分です。
EDTA-2Na・・・変質防止剤・保存料です。うーん、一応、皮膚疾患やアレルギーの危険性が指摘されています。これを省いてシャンプーの変質を許容する日本社会になったらその方がいいけど、きっとそうは問屋が卸さないからこういうモノを入れざるを得ないんだろうなぁ・・・と、悲しくなりますね。
メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン(たぶん、混合液として使用されています)・・・防腐・防カビ剤です。刺激が強いし、皮膚に残ると肌荒れを起こす危険性があります。配合量が100g中、0.1%以下と定められています。
どう考えますか?
一番多く配合されているのが水、次いでグリセリン。
そして、洗浄成分となっていくのですが、使用されている洗浄成分はそこまでオススメ!って程には至らない感じですね。
DPGという成分が1%以下の配合を決められているので、そこから下は絶対に1%以下しか配合されていません。
ラウラミドプロピルベタインという洗浄成分が多く配合されていれば・・と思うのですが、このDPGの一個前に記載されていると言うことは、かなり少なめに配合されているでしょう。
お値段が結構するので、私的にはちょっと考え物かな?
ただ、この商品の説明分には心引かれるものがありますので、↓↓↓
〈商品説明〉
くせ毛が「みずみずしくやわらかな質感」となり、キレイで扱いやすい髪に。「水」のチカラで、強いうねりを和らげ、「糖」のチカラで軽やかに包み込みます。
多毛・くせ・うねり・ぱさつき・広がる・・・と、良いことナシの髪質を持つ私としては、このサンプルを無くなるまでしっかり使い込んでみようと思います^^
しかし、このフィエーリのトリートメント、水の次に多く使われている成分はジメチコンというシリコンなんですよね。。
別に、ノンシリコン至上主義なワケでは無いですが、2番目にしなくても・・・
これでしっとりしても、水と糖のチカラなんだかなんなんだか・・・・といった印象です^^;
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